2009年度の活動①菜の花プロジェクト

概要

種まき作業を終えて

2008年度の農業プログラムにおいて、収穫という農家にとって一年で一番大切な時期に農業体験を受け入れることを負担に感じる集落の方々から、プログラムラムの在り方に対して疑問が呈出され、2009年度から農業プログラムは廃止せざるをえなくなりました。

そのため2009年度から新しい活動を始めようということになりましたが、そこで他地域の事例を参考に出されたのが「耕作放棄地に菜の花を栽培する」という案でした。そしてこの案が現実に動き出し、「菜の花プロジェクト」としてスタートしました。

プロジェクトがスタートした当初は、耕作放棄地を再生することによって集落の景観を保持することが大きな目的でした。もちろんこの目的は達成されましたが、結果としては、菜の花畑での作業や花見会を通じて、集落の方々と学生の交流が拡大し、活発になったことが一番大きな成果となりました。

経過①土地の選定

役員会の様子 2009年4月当時の天王様

4/25 役員会における提案

集落の役員会で、菜の花プロジェクトの実施を提案しました。しかし栽培にかかる経費や労力等の面から様々な問題点が指摘され、役員の方々の反応は厳しいものでした。

4/26 土地の視察・選定

役員会の翌日、役員の一人であるよぜんさん(屋号)に、集落内で菜の花が栽培できそうな耕作放棄地を案内していただきました。その結果、天王様(てんのうさま)と通称される1.2haの耕作放棄地を栽培地に選定しました。

また、よぜんさんはこの時に菜の花プロジェクトに協力しようという意思を固めてくださり、後日他の役員の方々を説得していただいたのを始めとして、プロジェクト全体に多大なお力添えをいただきました。

経過②土地の整備

開拓後の天王様 土おこし

6/10 除草・開拓

集落の方々に、ブルドーザーを使って除草・開拓を行っていただきました。

6/26~27 土おこし・面積測量

集落の方々5名、学生6名の計11名で、土おこしと面積測量を行いました。土おこしは集落の方々にトラクターを動かしていただき、面積測量は集落の方々のご指導のもと、ヘロンの公式など黴の生えかけていた受験数学の知識を利用して学生が行いました。










 

経過③肥料まき・種まき(菜の花プログラム)

肥料まき 種まき 芽ぶき

越後まつだい菜の花プログラム2009夏内の一企画として菜の花の種まき・肥料まきの作業を実施しました。8月28日~8月31日の4日間、計丸2日ほどの時間をかけて、集落の方々と学生で肥料まき、種まき、除草剤散布、草刈りの各作業を行いました。

1.2haという大きな土地での作業でしたが、集落の方々に多数お越しいただき、予定時間よりも大幅に早く作業を終えることができました。

集落の方の声「集落の人達と早大生がひとつになって一生懸命に仕事をする。そんな姿を
       俺は初めて見た。集落の皆さんありがとう、早大生ありがとう、そう思わ
       ずにはいられなかった。来年、菜の花畑の中で酒を呑み交わし、この限界
       集落でもやれば出来るというところを見せてやろうではないか!!」

  学生の声「蒲生にこんなに人いたっけ?と思うくらいたくさんの方々に作業に参加し
       てもらい、おじいちゃんおばあちゃんが長年農業で培ってきた技術を誇ら
       しげに学生に話しながら、いきいきと作業する姿がとても眩しかった。」

8/28 肥料まき

集落の方々7名、学生18名の計25名で肥料まきを行いました。

8/29 種まき

集落の方々32名、学生20名の計52名で種まきを行いました。

9/2 芽ぶき

プログラムの最終日には、早くも菜の花の小さな芽が出ていました。

経過④間引き・草取り

9月下旬の菜の花畑の様子 10月の間引きの様子 11月上旬の菜の花畑の様子

9~11月

集落の方々に適宜間引き・草取りを行っていただきました。集落の方々のお話では、ちょっと多く植えすぎた、とのことだったので、間引き作業が不可欠でした。

11月上旬には早くも咲いている花がありました。

経過⑤越冬

4月上旬の菜の花畑の様子

12月~4月

集落が雪に埋もれる12月~4月にかけて、菜の花畑も雪の下に埋もれ、地上に出ていた部分のほとんどが腐ります。そして春の雪融けとともに、菜の花の成長が再び始まります。

次のステージへ

2010年5月下旬の菜の花畑

2010年度の活動紹介①菜の花プロジェクトを参照

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